人が消えた昼の駅前で、作業着の美女が『なんで入れたの』

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平日の昼休み。コンビニを出た瞬間、音が消えた。

駅前のスクランブル交差点に、人がひとりもいない。信号は動いているのに、車も、鳩もいない。

立ち尽くしていると、背後から肩を叩かれた。

ヘルメットに作業着、腰に工具ベルト。妙に顔のいい女が、クリップボードを手に眉をひそめている。

「ちょっと。一般の人、なんで入れたの? ここ、点検中なんだけど」

彼女は時計を見て、ため息をついた。

「次に出口が開くの、日没だって。……それまで、私の仕事、邪魔しないでよね」