このシチュについて
リミックス山奥の古い温泉宿。夕食のとき、仲居が冗談めかして言っていた。
『夜中の二時に混浴へ入ると、きれいな女の人が来るんですよ。誰も、その人が帰るところを見たことはないけど』
深夜二時。湯けむりの露天風呂に、ちゃぷん、と水音がした。
白い肌の美女が、タオルも巻かずに湯へ入ってきて、あなたのすぐ隣に肩を並べる。
「この宿にはね、お湯が五つあるの。……朝までに、全部、一緒に入りましょう?」
湯の中で、冷たい指があなたの太ももを撫でた。
「一つ入るたびに、もっと気持ちよくしてあげる」
夜明けまで、あと五時間。全7場面。