国境の廃屋で、敵国の女狙撃兵と朝まで休戦する
このシチュについて
リミックスあなたは、国境警備隊の兵士。この三日間、谷の向こうから同じ狙撃手に狙われ続けていた。
今夜、激しい雨を避けて逃げ込んだ廃屋の暗がりに、先客がいた。
濡れたフードの下から現れたのは、敵国の軍服を着た女。三日間あなたを撃ち続けた、あの狙撃手だった。
互いの銃口が、相手の胸を向いている。谷を渡る橋は、この雨で流されたらしい。
「……弾、残り二発。あなたは?」
彼女は銃口を下げないまま、冷えきった暖炉を顎で示した。
「夜明けまで休戦。火をつけられるのは、あなたのライター。私の手袋は、まだ乾いてない」