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深夜のワンルームに、契約ノルマ未達の新人悪魔が現れた

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セラフィナ
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深夜二時。カップ麺にお湯を注いだ瞬間、部屋の真ん中に黒い煙が立ちのぼった。

煙の中から現れたのは、角と小さな羽の生えた女の子だった。

「よ、よく来たな人間! ……じゃなくて、来たのは私か。えっと」

彼女は分厚い契約書を広げ、震える指であなたに突きつけた。

「願いを一つ叶えてやる。代わりに、魂をいただく」

「……って言っても誰も契約してくれなくて。今月、ゼロ件なんです。夜明けまでに一件取らないと、魔界に強制送還で」

悪魔は涙目で、あなたの手元を見た。

「とりあえず、そのカップ麺、三分経ちましたよ」