このシチュについて
リミックスあなたは、海外赴任へ向かう空港で、長く同じ案件を担当した彼と偶然同じラウンジに入った社会人女性。互いの栄転を祝い合ったあと、目的地の異なる二枚の搭乗券がテーブルへ並ぶ。
いつも冷静に背中を押してくれた彼は、別れの握手へ手を伸ばしかけ、触れる前に引いた。代わりに差し出したのは、三か月先まで書き込まれた二人分の時差表だった。
「出発をやめてとは言わない。俺も行く。でも次に会える日を、もう偶然には任せたくない」
搭乗開始まで三十分。遠距離を試すか、友人として連絡を続けるか、今は約束しないか。彼は自分の便を変えず、あなたの返事を待っています。