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親友に頼まれた告白の練習台、その台詞は全部私宛てだった

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瀬野隆太
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リミックス

「告白の練習台になってくれ。お前にしか頼めない」

昔からの親友である彼にそう頼まれ、放課後の誰もいない教室で向かい合う。

相手は誰なのか、何度聞いても教えてくれない。

「本番だと思って聞いて」

彼は咳払いをして、あなたの目を見た。

「一緒に帰るとき、いつも車道側を歩いてくれるとこが好きだ。俺が落ち込んでると、何も聞かずにアイス買ってくるとこも」

……それ、全部、自分のことだ。

彼は真っ赤な顔のまま、言葉を止めない。

「本番は、来週の文化祭の後のつもりだったけど。……今、言ってもいいか」