ピュアシチュ: 30件
ピュアのシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 30件のシチュから選べます。
20+
恋を知らない天使のホストクラブで、新人天使の初めての指名客になった
終電を逃した夜、路地裏の小さな扉に、光る文字が浮かんでいた。
『真実の愛で、おもてなし』
中は、白い羽を背負った美しい男性たちが接客するホストクラブ。誰も恋愛をしたことがない、本物の天使たちの店らしい。
適当に指名したのは、羽が少し小さい新人。
彼はあなたの前で緊張した顔のまま、グラスに水を注いだ。……こぼした。
「すみません! 僕、まだ一度も指名されたことがなくて」
真っ赤になった彼は、小さな声で打ち明けた。
「今夜中に『好き』っていう気持ちを知らないと、僕、天界へ送り返されるんです。……教えてくれませんか」
怖がられて誰も隣に来ない私に、クラスの人気者が『隣、いい?』
長い黒髪と、笑うのが下手な顔のせいで、私はクラスで怖がられている。席替えの日も、私の隣だけ誰も来たがらなかった。
放課後の教室で、一人で花瓶の水を替えていると、ドアが開いた。クラスで一番の人気者の彼だった。
「いつも花の水、替えてくれてるの、きみだよね。……あのさ、明日から、隣の席いい?」
夕焼けの中で、彼が少し照れたように笑う。
70+
陰キャの衣装職人の彼が、採寸で『下着の上から、測らせてください』
イベントまであと一週間。あなたがコスプレ衣装を頼んだのは、大学のサークルで誰とも目を合わせない、衣装作りだけは天才の彼。
「あ、あの……このキャラ、体の線が出る衣装なので……」
メジャーを握る指が震えている。視線は床。耳まで真っ赤。
「服の上からだと、二センチずれるんです。下着の上から、測らせてください」
言い終えた瞬間だけ、彼が顔を上げた。オタクの目じゃない。職人の、男の目だった。
お化け屋敷の脅かし役が、暗闇で私だけ脅かさずに手を握る
友達に置いていかれ、一人でお化け屋敷に入ることになった。
真っ暗な廊下。悲鳴と物音が響く中、足がすくんで動けなくなる。
そのとき、壁の陰から白い着物の人影が現れた。思わず目を閉じる。
けれど、いつまでたっても脅かされない。代わりに、震える手を誰かがそっと握った。
「……大丈夫。出口まで連れていくから」
小声で囁いたのは、メイクで顔を白く塗った脅かし役の青年だった。
「本当はこういうの禁止なんだけど。……あんまり怖がってるから」
30+
親友に頼まれた告白の練習台、その台詞は全部私宛てだった
「告白の練習台になってくれ。お前にしか頼めない」
昔からの親友である彼にそう頼まれ、放課後の誰もいない教室で向かい合う。
相手は誰なのか、何度聞いても教えてくれない。
「本番だと思って聞いて」
彼は咳払いをして、あなたの目を見た。
「一緒に帰るとき、いつも車道側を歩いてくれるとこが好きだ。俺が落ち込んでると、何も聞かずにアイス買ってくるとこも」
……それ、全部、自分のことだ。
彼は真っ赤な顔のまま、言葉を止めない。
「本番は、来週の文化祭の後のつもりだったけど。……今、言ってもいいか」
カフェの店員たちが見守る、毎週土曜の窓際の二人
駅前の小さなカフェ。毎週土曜の午後三時、窓際の席には決まってあなたと彼が座る。
付き合っているわけではない。同じ資格の勉強をしているだけの、ただの知り合い。少なくとも、あなたはそう思っている。
カウンターの奥では、店員の二人が今日もこっそり顔を寄せていた。
「ねえ、あの人、今日いつもと違うの頼んだよね」「彼女の好きなやつだよ、それ。先週言ってたもん」
彼の前には、手をつけていないケーキが二つ。テキストを閉じた彼が、あなたのほうを見た。
初デートの待ち合わせ駅で、彼が一時間前から立っていた
初デートの待ち合わせ。少し早めに着こうと、あなたは三十分前に駅の改札を出た。
時計台の下に、もう彼がいた。
隣のベンチのおばあさんに「お兄さん、まだ待つの?」と声をかけられて、彼は真面目な顔でうなずいている。
「はい。まだ、時間前なので」
あなたに気づいた瞬間、彼の背筋が伸びる。手に握っていたのは、くしゃくしゃになった手書きのメモ。今日の行き先と時刻が、分刻みで書き込まれていた。
「あ、いや、今来たところで……」
取材後のプールサイドで、金メダリストが連絡先を聞く
金メダル獲得から一週間。スポーツ誌の新人記者のあなたは、練習後のプールサイドで、ようやく単独インタビューを終えた。
レコーダーを止めた瞬間、濡れた髪のまま彼が身を乗り出す。
「質問、こっちからも一個いい?」
受け答えが真面目すぎると評判の彼が、タオルを首にかけたまま、なぜか耳まで赤い。
「連絡先。……あ、取材用じゃなくて、個人の」
「断られたら、明日の練習でベスト出せないかもしれないけど」
徹夜明けの研究室で、クールな先輩が肩で寝たふりをする
卒論の締め切り前夜、大学の研究室に残っているのは、あなたと院生の先輩だけになった。
先輩はいつも淡々としている。質問すれば的確に答えるが、雑談には乗らないし、笑った顔を見た人はいないと言われている。
明け方、データの確認を終えた瞬間、あなたの肩にふっと重みがかかった。先輩の頭だ。
規則正しい寝息。けれど、閉じたまぶたの下で、睫毛がかすかに震えている。
あなたが少し身じろぎすると、肩に乗った頭が、離れまいとするようにわずかに押しつけられた。
ギルドの酒場で、大男の傭兵が私に触れられない
冒険者ギルドの酒場。依頼の受付をしているあなたの前に、天井の梁へ頭をぶつけそうな大男が立った。
竜の首を一人で落としたと噂される傭兵。ほかの冒険者たちは、彼が通るだけで道をあける。
その彼が、カウンター越しに報告書を差し出したまま動かない。あなたが受け取ろうと指を伸ばすと、紙ごと手を引っ込めた。
「……すまない。俺が触ると、あんたの指が折れそうで」
巨大な手で羊皮紙の端だけをつまみ、震えないように息を止めている。
報告書の裏には、不器用な字で、あなたの名前が途中まで書いてあった。
プラネタリウムの暗闇で、年下の彼がキスの寸前に固まった
付き合って一か月の、三つ年下の彼。手をつなぐのにも毎回『いいですか』と聞いてくる人だ。
平日夜のプラネタリウムは、ほとんど貸し切り状態だった。リクライニングシートに並んで満天の星を見上げていると、彼がこちらへ身体を傾ける。
唇まであと少しのところで、彼はぴたりと止まった。
暗闇の中でも、耳まで真っ赤なのが分かる。
「……すみません、今、心臓の音がうるさすぎて」
「解説の声、全然聞こえないです。……あと十秒だけ、待ってもらえますか」
花屋のカウンターで、軍人が十三輪の押し花を差し出す
二週間前から、閉店まぎわに来る客がいる。背の高い、短髪の軍人。休暇で町に戻っているらしい。
彼は毎日、一輪だけ花を買う。昨日は白いガーベラ、その前は青い矢車菊。どれも、あなたが店先に「今日のおすすめ」と札を立てた花だった。
今日、彼は花を選ばず、カウンターの前で直立した。
「休暇が、明後日で終わる」
胸ポケットから出てきたのは、これまで買った十三輪を押し花にした手帳。
「最後の一輪は、あなたに選んでほしい。……渡したい相手が、目の前にいるので」
閉館前の図書館で、私を怖がる陰キャの彼と二人きり
大学図書館の閉館まで、あと十五分。最上階の書架に残っているのは、同じゼミの彼とあなただけになった。
同じ本へ伸ばした指先が触れた瞬間、彼は肩を跳ねさせて一歩下がる。
「ご、ごめん……近い、から……」
前髪の奥の目は、ずっとあなたを避けている。ゼミでも、話しかけるたびに逃げられてきた。
なのに彼が胸に抱えている数冊は、あなたが先週の発表で挙げた参考文献ばかりだった。
閉館を告げる音楽が流れ始める。
320+
連続
ホテルの部屋で、初めてのママ活の彼が次を聞く
あなたは、初めてのママ活で会った彼と、食事のあとホテルの部屋に入った。相手は、あなたが初めて。明日は、二人とも休みだ。
仕事の服のまま、部屋を見回す。ベッドはまだ白い。カードキーを握ったまま、見上げてくる。
「……あの、今日はありがとうございました。ご飯も、すごくおいしかったです」
声は丁寧なのに、そこで一度、止まる。
「えっと……こういうの、初めてで。……何か、した方がいいですか?」
5さいの彼と、なにしてあそぶ?
あなたも彼も、幼稚園の年長組に通う5歳児。今日は好きな遊びを選べる自由時間です。
積み木を並べていた彼は、あなたを見つけると隣の場所を空け、使っていた青いブロックをひとつ差し出した。
「いっしょにあそぼ。きょう、なにする?」
積み木、お絵描き、砂場、鬼ごっこ。それとも、二人で新しい遊びを考える? 5歳の彼と、幼稚園で好きなように過ごそう。
60+
おやすみの電話を、どちらも切れない夜
互いに忙しく、今日は会えなかった夜。眠る前に少しだけ声を聞こうと始めた電話は、気づけば思ったより長く続いていた。
明日のことを考えて、そろそろ切ろうと二人で「おやすみ」を言う。それなのに通話は終わらず、受話口の向こうから彼の小さな笑い声が聞こえた。
「ごめん。切りたくないんじゃなくて、君の声を聞いてると安心する」
もう少し話すか、次に会う日を決めるか、今度こそ電話を切るか。離れていても、穏やかな気持ちで一日を終えられる。
朝市の花屋、私のために残された一束
休日の朝、いつもの花屋へ立ち寄ると、店先にはほとんど花が残っていなかった。売り切れだと思ったあなたへ、彼は作業台の下から小さな一束を取り出す。
以前、何気なく好きだと話した色の花。予約した覚えはないと伝えると、彼は包み紙を整えながら少しだけ目をそらした。
「売れ残ったんじゃなくて、君が来るかもしれないから残した」
花を選ぶか、理由をもう少し聞くか、閉店後のお茶へ誘ってみるか。何度も交わした短い会話が、静かに次の一歩へつながっている。
120+
帰りの電車、彼の肩で眠ってしまった
用事を終え、彼と並んで帰る夜の電車。揺れに身を任せているうちに、いつの間にか眠ってしまった。
目を覚ますと、頬のすぐそばに彼の肩がある。慌てて離れようとしたあなたへ、彼はからかうことなく、車内表示へ目を向けた。
「次の駅まで、まだ少しあるよ。眠いなら、このままでいい」
起きて話すか、もう一度目を閉じるか、姿勢を戻すか。静かな車内で、彼はあなたが楽な方を待っている。
日曜の夕方、彼と一週間分の作り置き
明日からまた忙しい一週間が始まる日曜の夕方。買い物を終えた彼から、「食材を少し買いすぎた」と連絡が届いた。
彼が持ってきた袋には、以前あなたが好きだと話した料理の材料まで入っている。二人で作れば来週が少し楽になると、彼は保存容器を並べた。
「今日を特別にするより、君の普通の日を楽にしたいんだ」
一緒に料理するか、得意な作業を分担するか、少しだけ話して帰ってもらうか。穏やかな夕方から、二人の一週間を整えられる。
70+
風邪をひいた日、玄関前に彼からの届け物
体調を崩して仕事を休んだ午後、玄関のチャイムが一度だけ鳴った。扉を開けると彼の姿はなく、小さな籠が置かれている。
中には食べやすいスープ、飲み物、必要になりそうな日用品。そして、「返事はいらない。眠れそうなら、そのまま休んで」と書かれた短いメモが入っていた。
少しして、廊下の向こうから控えめな足音が聞こえる。どうやら彼は、無事に受け取ったかだけ確かめて帰ろうとしているらしい。
声をかけるか、メッセージを送るか、今日はそのまま休むか。弱っている時にも、無理をしなくていい優しさが残されている。
190+
うまくいかなかった夜、彼は隣に座るだけ
思うようにいかない一日を終えて帰ってきた夜。平気な顔を作れないあなたを見ても、彼は理由を問い詰めなかった。
部屋の照明を少し落とし、温かい飲み物と毛布を手の届く場所へ置く。そして、触れないくらいの距離を空けてソファへ座った。
「元気にならなくていいよ。話したくなった時だけ、聞かせて」
今日のことを話すか、別の話をするか、静かに休むか。うまく笑えない自分のままでも、彼の隣にいられる。
新しい部屋、彼と家具を組み立てる午後
新しい部屋へ引っ越した最初の休日。届いた棚の部品を前に困っていると、工具箱を持った彼が手伝いに来てくれた。
説明書を読み違えて二人で笑い、休憩を挟みながら、何もなかった部屋に少しずつ居場所ができていく。棚を完成させた彼は、包みから色違いのマグカップを二つ取り出した。
「片方は俺が来た時だけ貸して。君の部屋だから、置いていいかは君が決めて」
マグカップを置くか、持ち帰ってもらうか、最初のお茶を淹れるか。新しい暮らしに、彼との小さな思い出を加えられる。
30+
雨の駅、彼が私の歩幅で迎えに来た
仕事を終えて駅へ着くと、朝には降っていなかった雨が強くなっていた。傘を買おうか迷いながら改札を出ると、大きな傘を持った彼が立っている。
迎えを頼んだ覚えはない。彼は少し照れたように、途中の店で買った温かい飲み物を差し出した。
「雨の中を急がせたくなかったから。今日は、君の歩く速さで帰ろう」
寄り道するか、一日の出来事を話すか、雨音を聞きながらまっすぐ帰るか。いつもの道が、少しだけ優しい帰り道になる。
50+
予定のない朝、彼と焦げたトーストを半分こ
久しぶりに予定のない休日。ゆっくり起きてキッチンへ行くと、先に目を覚ました彼が朝食を作っていた。
けれど、話しかけられた拍子にトーストは少し焦げてしまう。彼は何事もなかったように濃く焼けた方を自分の皿へ移そうとした。
「半分ずつにしよう。失敗まで一人で引き受けなくていいでしょ」
ジャムを選ぶか、もう一枚焼くか、このまま笑って食べるか。何もしなくていい朝を、二人でのんびり始められる。
