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ラウンジで、社長に「君との結婚が欲しい」

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リミックス

ホテルのラウンジ。お見合い相手の社長は、経歴の書かれた紹介状を閉じた。仕事の条件を詰めるように落ち着いていた声が、次の一言で変わる。

「会社のために結婚する気はない。今日、君と会って続きを知りたくなった」

彼は名刺を脇へよけ、テーブル越しにあなたを見る。

「俺が欲しいのは、肩書きにうなずく相手じゃない。君との結婚を、本気で考えたい」

答えを出すには早すぎる言葉を、彼は冗談に逃がさなかった。