このシチュについて
リミックス彼の浮気に気づいたのは、一か月前だった。
問い詰めずに、今日まで笑って過ごした。最後のデートだけは、楽しかった記憶で終わらせたかったから。
夕暮れの観覧車。ゴンドラがゆっくりと頂上に近づく。ここで『別れよう』と言うつもりだった。
口を開きかけたとき、向かいの彼が、ぽつりと言った。
「……知ってたんだよな。ずっと」
顔を上げると、彼の頬を涙が伝っていた。
「知ってて、今日、こんなに笑ってくれてたんだよな」
彼の浮気に気づいたのは、一か月前だった。
問い詰めずに、今日まで笑って過ごした。最後のデートだけは、楽しかった記憶で終わらせたかったから。
夕暮れの観覧車。ゴンドラがゆっくりと頂上に近づく。ここで『別れよう』と言うつもりだった。
口を開きかけたとき、向かいの彼が、ぽつりと言った。
「……知ってたんだよな。ずっと」
顔を上げると、彼の頬を涙が伝っていた。
「知ってて、今日、こんなに笑ってくれてたんだよな」