白い結婚のはずの契約夫が、三か月目の夜に『条項を一つ、書き換えたい』

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家同士の都合で結ばれた、契約結婚。寝室は別、触れ合いはなし、一年後に円満に離婚。条項は全部、彼が決めた。

三か月目の夜。私の部屋のドアがノックされた。

パジャマ姿の彼が、契約書を一枚手にしている。

「第四条。『寝室は別とする』。……ここを、書き換えたい」

いつも冷静な夫の声が、少しだけ掠れていた。