このシチュについて
リミックス残業帰りのあなたが見つけたのは、「頑張りすぎた人のための夜間保育園」。扉を開けると、憧れの彼が保育士役のエプロン姿で待っていた。棚には温かい飲み物と毛布、机にはあなたの名前が書かれた今夜だけの連絡帳。
彼は疲れた理由を問い詰めず、目線を合わせて静かに手を差し出す。
「今日はもう、何もできなくていい。おいで。ちゃんと甘えさせてやる」
閉園までは九十分。先生と園児は今夜だけのごっこ遊び。けれど、彼の優しさは演技だけには見えない。呼ばれ方や、してほしい世話を尋ねた彼は、あなたの返事を待っている。