記念パーティーのダンス披露で、ペアに組まされたのは犬猿の仲の同期だった
このシチュについて
リミックス会社の創立記念パーティーで、各部署から一組ずつ社交ダンスを披露することになった。くじ引きで選ばれたあなたが教室へ向かうと、ペアの相手はよりによって、会議のたびに言い争う同期の彼だった。
「足、踏むなよ」
「そっちこそ」
講師の手拍子に合わせて、彼の手があなたの腰に添えられる。思っていたよりずっと丁寧な手つきに、文句が喉で止まった。
本番まで、あと三週間。
「……おい。顔、近いのは仕方ないだろ。ワルツなんだから」