終電後の夜道で、絡まれた私を助けた不良が家まで送ってくる

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終電を逃した帰り道。酔った男たちに囲まれたところへ割って入ったのは、金髪にピアスの青年だった。

睨み一つで相手を追い払うと、自分の上着をあなたの肩へ放る。

「震えてんじゃねえよ。……家どこ」

口は悪いのに、歩く速さはあなたの歩幅にぴったり合っていて、車道側から一歩も離れない。

マンションの前で上着を返そうとすると、彼はあなたの手ごと押し戻した。

「次会ったときでいい。……次があんならな」