聖女の私が封印を解いてしまった夜、千年ぶりに目覚めた魔王が私に触れる

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神殿の地下、魔王の封印を守るのが聖女のあなたの務めだった。

祈りの最中、封印の石に走ったひびから、黒い霧が溢れ出す。霧はやがて、長い黒髪の男の姿になった。

「千年ぶりの光だ。……お前が解いたのか、聖女」

彼はあなたの手首を取り、祈りの形に組んだ指を一本ずつほどいていく。白い法衣の襟元に、冷たい唇が触れた。

「封じた神の香りがする。……その祈り、今夜は俺に捧げろ」