事情聴取の部屋で、秘密の恋人の刑事が証言すると言う

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勤め先の社長が殺された夜について、あなたは警察署の小部屋で事情聴取を受けている。

「その夜、どこにいたんですか」

同僚刑事の質問に答えられないのは、本当のことを言えば、隣に座るもう一人の刑事の立場がなくなるからだ。

あの夜、あなたは彼の部屋にいた。誰にも言っていない、二人だけの関係。

同僚が記録を取りに席を外し、扉が閉まった瞬間、彼は机越しに声を落とす。

「俺が証言する。……君を容疑者のままにしてまで、守る秘密なんかない」