サスペンスシチュ: 38件
サスペンスのシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 38件のシチュから選べます。
雨のアパートで、組員を名乗る彼氏の警察手帳を見つけた
あなたは、繁華街の外れのアパートで、恋人と半同棲している会社員。
一年前に出会った彼は、自分のことを「組の下っ端」だと言った。危ない仕事だから、深くは聞くな、と。腕の傷も、夜中の電話も、全部それで説明がついていた。
今夜、椅子に掛けっぱなしの彼のジャケットをハンガーに移そうとしたら、内ポケットから黒い手帳が落ちた。
開くと、彼の顔写真と、警察の紋章。
玄関のドアが開いた。ずぶ濡れの彼が、あなたの手元を見て、動きを止める。
「……それ、戻せ」
低い声。いつもの軽い口調じゃない。
彼は濡れた髪をかき上げて、ドアに背を預けた。
「全部が嘘だったわけじゃない。……でも、どこまでが本当か、今は言えない」
窓の外で、パトカーのサイレンが遠ざかっていく。
「一つだけ聞いていいか。俺が組員じゃなくて、がっかりした?」
山奥の村で「神の花嫁」として社に閉じ込められた。鍵を持つのは神主の青年
亡くなった祖母の家を片づけるため、初めて訪れた山奥の村。
村人たちは妙に優しかった。歓迎の宴で出された酒を飲んで、気づいたときには——
あなたは白無垢を着せられ、山の上の古い社の中にいた。
格子戸の外から、若い男の声がする。
「目が覚めましたか。……すみません。止められなかった」
社の鍵を手にした神主の青年は、苦しそうに目を伏せた。
「この村では、七日後の祭りの夜、外から来た娘を『神の花嫁』として山へ捧げるんです」
彼は格子に手をかけて、低く言った。
「あなたを逃がす方法を探します。だから、それまで僕を信じてくれますか」
20+
証人保護で、無愛想な刑事と同じ部屋で暮らすことに
深夜の残業帰り、あなたは見てしまった。
路地裏で、男が誰かに銃を向けている瞬間を。
それから三日。警察署の取調室で、無愛想な刑事があなたの前に鍵を置いた。
「公判まで二週間。あんたは命を狙われてる。だから、俺と同じ部屋で暮らしてもらう」
用意されたのは、古いマンションの2LDK。
彼はソファに上着を投げ、窓のカーテンを全部閉めた。
「ルールは三つ。外に出るな。窓に近づくな。……それから、俺の言うことは聞け」
そう言いながら、冷蔵庫を開けて小さく舌打ちする。
「……何もねえな。あんた、料理できる?」
遭難した無人島で、頼れる彼の荷物から他人のパスポートが出てきた
クルーズ船の事故から二日。
流れ着いた無人島で、あなたと一緒に生き残ったのは、同じ船に乗っていた男性ひとりだけだった。
火を起こし、魚を獲り、雨をしのぐ小屋を作ってくれたのは全部彼だ。
「大丈夫。あと三日で救助船の航路に入る。それまで俺が守る」
その夜、彼が水を汲みに行っている間に、あなたは彼の防水バッグを開けてしまった。
中にあったのは、知らない男の名前のパスポート。写真の顔は、彼とは別人だった。
背後で、砂を踏む足音が止まる。
「……見たのか」
夜会帰りの人力車が止まり、刃を向けた青年が『殺す前に、俺の嫁になれ』
明治の東京。父の決めた縁談相手と顔を合わせた夜会の帰り、人力車がガス灯の消えた路地で急に止まった。
車夫の姿がない。代わりに幌の向こうから、若い男の声がした。
「伯爵家のお嬢さん。あんたを殺せと頼まれてる」
月明かりに、刃が光る。けれど男は、それを私の喉元には向けず、じっと私の顔を見ていた。
「……気が変わった。殺す前に、俺の嫁になれ」
縁談の返事は、三日後と決まっている。
夜の屋上で鉢合わせた覆面の男は、今朝見送ってくれた夫の声をしていた
表向きは市役所の事務員。裏では、誰にも言えない仕事を請け負っている。
三か月前、事情があって契約結婚をした。夫は穏やかで、料理が上手で、私のことを何も聞かない。都合のいい人だと思っていた。
今夜の仕事場は、港の倉庫街のビルの屋上。標的が来るはずの場所に、黒い覆面の男が先に立っていた。
互いに得物を構えたまま、数秒。男が低く言った。
「……こんな夜中に、女性がひとりで来る場所じゃない」
その声を、私は今朝、玄関で聞いている。「いってらっしゃい」と。
標的の車が倉庫街に着くまで、あと五分。
鬼の血を引く私を狩りに来た捜査官が、銃口を下ろして『今夜は見なかった』
鬼の血を引く者は、見つかれば『桃』の組織に狩られる。だから私は、ずっと普通の顔をして生きてきた。
雨の夜の路地裏。行き止まりの壁を背に振り向くと、白いコートの捜査官が、銃口をまっすぐこちらへ向けていた。
昼間、カフェでいつも同じ席に座っていた、あの常連の男だった。
「……やっぱり、君だったか」
引き金にかかった指が、動かない。
長い沈黙のあと、彼は銃を下ろして、自分のコートを私の肩にかけた。
「今夜は見なかった。――その代わり、明日もあのカフェに来て」
路地の入口に、別の捜査官の懐中電灯の光が揺れた。
鬼の血に目覚めた夜、追っ手から私を担いで逃げたのは口の悪い同族の男
会社の階段で転んで、膝を擦りむいた。滲んだ血が、ぐにゃりと形を変えて、鋭い棘になった。
その夜、マンションの前に白い制服の男たちが立っていた。胸には、桃の紋章。
「鬼の血の覚醒を確認。確保する」
意味が分からないまま後ずさった私の腰を、誰かが後ろから抱えて、肩に担ぎ上げた。
「ぼさっとしてんな、バカ。お前、狩られんぞ」
派手な髪に、口の端の傷。担がれたまま見下ろすと、彼の指先からも、赤い何かが刃の形に伸びている。
「俺もお前と同じ。鬼の末裔ってやつ」
背後で、追っ手の足音が増えていく。
「しっかり掴まってろ。……跳ぶぞ」
30+
隠れ家で、特殊部隊の隊員が盗聴器を探して私の服を一枚ずつ脱がせる
事件の重要な証人になったあなたは、特殊部隊に保護されて郊外の隠れ家へ運び込まれた。
「どこかに発信機が仕込まれている。……脱いでもらう。全部だ」
担当の隊員は、黒い戦闘服のまま、あなたのブラウスを脱がせ、スカートのホックを外した。探知機を当てながら、手袋の指が肌の上を確かめていく。下着の縁で、機械が小さく鳴った。
回収のヘリが来るまで、あと十二分。彼の指は、下着の縁にかかったまま止まっている。
魔女裁判の夜、処刑人の青年が私の縄だけを緩く結んだ
薬草で村人の病を治していたあなたは、ある日突然、魔女の疑いをかけられた。
形ばかりの裁判を経て、今夜、広場の柱に縛られる。群衆の罵声の中、黒い頭巾の処刑人が近づき、あなたの手首に縄をかけた。
その指が、驚くほど優しい。きつく締めるふりをして、縄の結び目には指一本分の隙間が残された。
頭巾の奥から、低い声が囁く。
「鐘が三つ鳴ったら、松明が倒れる。……その時、北の森へ走れ。二年前、君に命を救われた男だ」
一つ目の鐘が、夜空に響いた。
所轄に残った私の事件に、本庁へ行った元相棒が捜査一課として乗り込んできた
三年前まで、あなたと彼は所轄署の名コンビと呼ばれていた。彼が本庁の捜査一課に引き抜かれ、何も言わずに去っていくまでは。
今朝、あなたが追っている連続窃盗事件に、本庁から応援が来ると聞かされた。会議室の扉が開き、入ってきたのは、あの頃より少しだけ痩せた彼だった。
「本件は捜査一課の指揮下に入ります。所轄からは――彼女を、俺の相棒につけてください」
会議が終わると、彼は廊下であなたを呼び止め、昔と同じ缶コーヒーを差し出した。
「三年分、文句は聞く。……でも、捜査が先だ」
マンションの非常階段で、無口な隣人が銃を抜いた
隣の部屋の男は、挨拶をしても会釈しか返さない。夜中に出かけ、明け方に帰ってくる、正体のわからない人。
今夜、あなたの部屋の鍵穴を、見知らぬ男たちがいじっていた。
息を殺していたベランダに、隣から彼が仕切り板を越えてくる。手には、黒い拳銃。
「声を出すな。……あいつらの狙いは、たぶん俺だ。巻き込んで悪い」
非常階段の扉の前で、彼が振り返り、空いているほうの手を差し出した。
「十四階分、走れるか」
会員制バーで、バーテンダーがコースターに警告を書く
潜入取材のため、裏社会の幹部が集まる会員制バーへ、あなたは偽の名刺で入った。
カウンター席に座ると、バーテンダーが無言でグラスを差し出す。その下のコースターに、細い字が書かれていた。
『奥の席の男が、あなたの名刺を調べている。三杯目を頼む前に出ろ』
顔を上げると、彼は何事もなかったようにシェイカーを振っている。
「お連れ様は、まだですか」
その声だけが、ほんの少し低い。
刑事の部屋で、事件の証人の私が匿われる
犯行の瞬間を見てしまったあなたは、証人として狙われている。安全な宿舎が用意できるまでの三日間、担当刑事の自宅に身を寄せることになった。
無愛想で、事件の説明以外ほとんど口をきかない人。殺風景な部屋には、ソファとベッドがひとつずつ。
「ベッドを使え。俺はここで寝る」
けれど夜中に目を覚ますと、彼はソファではなく、寝室の扉の前の床に座っていた。
壁にもたれ、眠らないまま、廊下のほうを向いて。
「起こしたか。……寝てろ。朝まで、ここにいる」
事情聴取の部屋で、秘密の恋人の刑事が証言すると言う
勤め先の社長が殺された夜について、あなたは警察署の小部屋で事情聴取を受けている。
「その夜、どこにいたんですか」
同僚刑事の質問に答えられないのは、本当のことを言えば、隣に座るもう一人の刑事の立場がなくなるからだ。
あの夜、あなたは彼の部屋にいた。誰にも言っていない、二人だけの関係。
同僚が記録を取りに席を外し、扉が閉まった瞬間、彼は机越しに声を落とす。
「俺が証言する。……君を容疑者のままにしてまで、守る秘密なんかない」
嵐の洋館の書斎で、探偵が私だけを容疑者から外さない
あなたは、遠縁の当主に招かれて山奥の洋館へ来た客のひとり。嵐で橋が落ちた夜、当主が書斎で倒れているのが見つかった。
居合わせた私立探偵は、ほかの客をひとりずつ容疑者から外していき、最後にあなたの前で手帳を閉じた。
「あなただけは、まだ外せません」
皆が広間へ戻ったあと、彼は書斎の扉を内側から閉める。
「……外せば、あなたは今夜一人で部屋へ戻ることになる。犯人がまだ、この屋敷にいるのに」
廊下の柱時計が、零時を打ちはじめた。
70+
地下牢で、拘束された敵国の騎士と取引する
地下牢の鉄扉を開けると、拘束された敵国の騎士が顔を上げた。密偵の疑いをかけられ、壁につながれている。それでも、鎖を握る手にも視線にも屈服した気配はない。
「君の国は、味方だと思っている人間に裏切られている」
彼の足元には、王宮の紋章が刻まれた指輪。
「俺を信じなくていい。あれを見れば、誰が俺を黙らせたいかわかる」
囚人のはずの彼が、あなたの知らない名を口にしかけた。
240+
敵国スパイの彼も、私を殺せなかった
あなたと彼は、仮面舞踏会へ別々の国から潜入した諜報員。恋心を隠したまま互いの正体を探ってきた二人は、国境封鎖前の最後の情報交換で鞄を取り違える。
彼の鞄に入っていたのは、あなたの処刑命令書と、すでに作成された偽の死亡報告。あなたの鞄にも、彼を始末せよという命令と、まったく同じ嘘の報告書が眠っていた。
彼は武器を床へ置き、破れそうなほど強く命令書を握る。
「君も俺を殺せなかった理由を、任務だと言ってくれ。そうでなければ、もう敵のふりができない」
夜明けまで四十分。愛を認めるか、任務へ戻るか、二つの国を同時に裏切る第三の道を探すか。二人が守っていた秘密が、同じ机の上で重なった。
嵐の屋敷、親鍵は私の手に
あなたは、売却前の古い屋敷を調査するため、一晩だけ滞在している鑑定人。嵐で橋が閉鎖され、停電した夜、屋敷を管理する彼と最上階の書斎に取り残された。
雷鳴で窓が震える中、彼は屋敷中の扉と非常口を手動で開けられる親鍵を、あなたの掌へ置く。机には売却目録にない封印箱と、あなたの調査予定を詳しく記した手紙が残されていた。
「外へ出るなら俺が先に道を見る。残るなら、その手紙を一緒に確かめさせて」
救助車が着くまで四十分。親鍵で封印箱を開ける、雨風の強い非常口から離れの避難室へ移る、彼に手紙の差出人を問う。鍵の冷たさを手に感じたまま、最初の扉をあなたが選べる。
首元に触れた冷酷俳優が、カット後だけ震えていた
あなたは、冷酷な支配者役の彼とサスペンス映画を撮る成人俳優。壁際で視線を絡め、彼の手が決められた位置の首元へ触れる場面は完璧に終わった。
けれどカットがかかった瞬間、彼はあなたから離れ、一人で控室へ消えた。追いかけると、誰の前でも冷静な彼が、触れた手を震わせている。
「怖かったのは君じゃない。俺が、役を言い訳に君へ近づきすぎることだ」
次の本番まで十五分。彼のそばへ行くか、演出を変えるか、役ではない気持ちを尋ねるか。彼は触れる代わりに額を寄せる距離で、あなたからの合図だけを待っている。
20+
隣人の彼は殺し屋、恋心まで隠せない
あなたは、マンションの隣室へ引っ越してきた彼と、毎朝エレベーターで顔を合わせるようになった女性。荷物を運んでくれたり、帰宅が遅い日は廊下の照明をつけて待ってくれたりする、穏やかな隣人だと思っていた。
深夜、彼の扉の下から金属音がして、足元へ薬莢が転がる。拾おうとした瞬間、扉が開き、黒い手袋に血を残した彼と目が合った。
「それを持って部屋へ戻れ。八分後に知らない男たちが来る。……説明はする。だから今だけ、俺の言うことを信じて」
回収班の到着まで八分。警察へ連絡するか、彼の話を聞くか、非常階段へ逃げるか。彼は殺し屋の顔を隠せなくなった同じ瞬間、あなたを特別に守っていた理由まで隠せなくなる。
暗殺組織に濡れ衣、処刑役の彼だけが十五分くれた
あなたは、暗殺組織で情報分析と潜入を担ってきた女性。今朝、幹部暗殺の計画書があなたの端末から見つかり、仲間だった男たち全員が目をそらした。
拘束室へ入ってきたのは、組織で最も恐れられる処刑役の彼。評議会の命令書を読み終えると、彼は武器を机へ置き、監視記録を十五分だけ止める。
「全員がお前を裏切り者だと言ってる。俺も疑ってる。だから、俺の目を見て覆せ。十五分でできなければ、次は命令どおり連れていく」
評議会への移送まで十五分。証拠を検証させるか、彼の矛盾を突くか、組織そのものから逃げる取引を持ちかけるか。最も危険な男だけが、あなたの言葉を聞くため残っている。
60+
殺し屋の私に、監視役の彼がついた
あなたは、裏社会の組織で単独任務を成功させてきた女殺し屋。次の任務を受けるため武器庫へ入ると、標的名簿が消え、代わりに見知らぬ監視役として彼が待っていた。
彼はあなたの武器を取り上げず、一つずつ作動を確認して元の位置へ戻す。組織はあなたを疑っている。けれど彼は命令書を破らず、監視対象であるあなたへ予備の通信機と背中を預けた。
「信用はしてない。実力は認めてる。だから今夜は、俺に背中を預けろ。裏切るなら、その瞬間を一番近くで見る」
出発まで十分。彼を相棒として使うか、監視を拒むか、消えた名簿を先に探すか。疑いと信頼が同じ銃口の先で揺れている。
首元に触れる演技、彼だけが合図を待っている
あなたは、彼とサスペンス映画で対峙する俳優。今夜撮るクライマックスでは、壁際へ追い詰められ、彼の手が首元へ触れる寸前まで近づく。
最終リハーサルで、インティマシー担当者が手を置ける位置と停止合図を確認して退く。役へ入った彼の目は冷たく、低い台詞が耳元まで届く。それでも手は決めた位置の手前で止まり、あなたの合図なしには一ミリも動かない。
「始めていいなら、目をそらさないで。怖いなら、今ここで止める」
本番まで十二分。距離を試すか、手の位置を変えるか、台詞だけにするか。危険な役を演じる彼は、誰より強く迫りながら、あなたの開始合図だけを待っている。
