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六年冷たかった天才の彼が、雨の中で『行くな』

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このシチュについて

リミックス

高校の入学式で一目ぼれして、六年。

ラブレターを『読まない』と突き返されたあの日から、事情があって同じ屋根の下で暮らすことになって、それでもずっと片思いだった。

もう、やめよう。

今日、ずっと想ってくれていたサークルの先輩の告白に『はい』と答えた。帰ったら、彼にもそう言うつもりだった。

——雨の帰り道。傘も持たずに追いかけてきた彼が、あなたの手首をつかむ。

「……行くな」

いつも冷めていた目が、初めて、まっすぐあなただけを見ていた。