月夜のバルコニー、孤高の公爵が『俺だけに微笑んでくれ』
このシチュについて
リミックス豪奢なシャンデリアが輝く舞踏会を抜け出し、月明かりが照らす石造りのバルコニーへ。
「あちらの退屈な社交には辟易していたところだ」
グラスを置いた冷徹な若き公爵が、白手袋の手を胸元に当て、優雅に一礼する。
いつも冷淡で人を寄せ付けない彼が、月光の下で瞳を細めて小さく微笑んだ。
「皆があなたの美しさを褒めそやしているのを見て、独り占めしたくなった。……この静かな月夜に、私と一曲踊っていただけますか」
舞踏会の華やかなワルツが遠くに響く。