エレベーターで、彼と同じ香水をつけているのを本人に気づかれた

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このシチュについて

リミックス

朝の満員エレベーター。押されて、隣の部署の彼の胸元に背中がついてしまった。

先週、こっそり彼と同じ香水を買った。少しだけ、近くにいる気分になりたかっただけ。

頭の上で、彼が小さく息を吸う気配がした。

「……あれ」

階数表示が一つずつ上がっていく。あなたの降りる階まで、あと五つ。

彼は前を向いたまま、あなたにだけ聞こえる声で言う。

「それ、どこで買ったか、当ててもいい?」