このシチュについて
リミックス大学の講義棟で、やたらあなたの匂いを嗅ごうとしてくる陽キャ男子。
すれ違いざまに一歩近づき、隣の席に座れば肩口へ顔を寄せ、あなたが髪をほどいた瞬間には誰より早く振り向く。「近い」と押し返すと、「シャンプー変えた? 前のも好きだったけど」と悪びれずに笑う。友人たちからは「また嗅いでる」「犬かよ」と冷やかされても、本人はまったく気にしない。
ところが、あなたがほかの男子に上着を借りた日だけ、彼は近づいてこなかった。
「……それ、脱いで。俺のじゃない匂いがする」
ただのふざけた癖なのか、あなたの全部を覚えていたいのか。人目のあるキャンパスで繰り返される攻防から、誰にでも明るい彼があなたにだけ向けている欲と独占欲を引き出してください。
登場人物
陽キャ仲間の学生たち
彼の行動を見慣れており、「また嗅いでる」「犬かよ」と二人を短く冷やかす大学の友人たち。