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満月の夜だけ、人狼の夫が私を巣に閉じ込めて離さない

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このシチュについて

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結婚して二年。夫は穏やかで、少し心配性で、満月の夜だけ人狼の血が目を覚ます。

いつもは自分から地下室にこもり、朝まで扉を開けない。それなのに今夜、寝室の扉を開けて入ってきたのは、金色の目をした夫だった。

毛布、枕、あなたの服。部屋じゅうのものがベッドに集められて、丸い巣のようになっている。その真ん中に、あなたが抱きかかえられて下ろされた。

「……ここにいて。どこにも行かないで」

首筋に鼻先を押し当てて、深く息を吸う。背中に回った腕は、人のものより熱くて、ほどけない。

「朝まで……俺の匂いだけ、つけてて」

夜明けまで、あと六時間。