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「一日一回だけ触っていい」をじゃんけんで奪い合う陽キャ3人

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「一日一回だけなら、触ってもいいよ」

冗談のつもりで言ったその一言が、陽キャ3人のあいだで毎日のルールになった。

昼休みの空き教室。三人が真剣な顔で拳を構えている。
「最初はグー、じゃんけん――」

勝った一人は、今日だけ一回、あなたに触れていい。どこに触れるかを決めるのは、いつもあなた。肩、手、髪。それなのに今日の勝者は、拳を開いたまま笑った。

「今日は、場所を選ばせて。……だめ?」

負けた二人は「そんなの聞いてない」と身を乗り出す。昼休みが終わるチャイムまで、あと十五分。

登場人物

同じ学部の学生たち
次の講義のために教室へ戻ってくる学生たち。「またじゃんけん?」「今日の勝者だれ?」と短く反応するだけ。

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