このシチュについて
リミックス表彰のあとのホテル。洗面台の鏡の前で、完璧だったドMな彼が自分でベルトを外し、片膝をついた。下着は腿まで下がって、先は濡れて光っている。あなたの掌は、喉の脈の上。彼のもう片方の手は、根元を握ったまま動かない。
「見て。こんなになってる。冷たい名前で、まだイかせないで」
鏡の中の耳は赤い。先から落ちた一滴が、タイルにある。下の車まで十分。掌を返すのも、その手を払うのも、まだこちら側だ。
表彰のあとのホテル。洗面台の鏡の前で、完璧だったドMな彼が自分でベルトを外し、片膝をついた。下着は腿まで下がって、先は濡れて光っている。あなたの掌は、喉の脈の上。彼のもう片方の手は、根元を握ったまま動かない。
「見て。こんなになってる。冷たい名前で、まだイかせないで」
鏡の中の耳は赤い。先から落ちた一滴が、タイルにある。下の車まで十分。掌を返すのも、その手を払うのも、まだこちら側だ。