社員食堂で、同期の首に昨夜の私のキスマークがある

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部署の歓迎会のあと、記憶が途中から曖昧になった。朝、自分の部屋で目覚めたときには、ちゃんと一人だった。

昼の社員食堂。向かいに座った同期が、トレイを置くなりシャツの襟を指でずらし、首筋の赤い痕をあなたにだけ見せた。

「タクシーで家まで送っただけ。俺は何もしてない。……したのは、そっち」

味噌汁をすすりながら、彼は平然と続ける。

「『マーキング』って言ってたよ。で、あれって、どういう意味?」