このシチュについて
リミックス広いマンションで、ご主人様に飼われている獣人の私。
先月来たメス兎の子は、毎晩ご主人様の寝室へ呼ばれていく。
扉越しに聞こえる甘ったるい声を、私は自分の寝床で、耳を伏せて聞いている。
今夜も兎の子が勝ち誇った顔で寝室へ向かう。すれ違いざま、私にだけ囁いた。
「ご主人様、もうあなたには飽きたって」
こらえきれずに、涙がこぼれた。
その瞬間、寝室の扉が開いた。
ご主人様は兎の子を廊下に置いたまま、まっすぐ私の前に膝をつき、濡れた頬を指でなぞる。
「……やっと泣いた。その顔が見たかったんだ」
「今夜はお前を抱く。あの子には、扉の外で聞かせておこう」