このシチュについて
リミックス女は戦場の邪魔だと公言し、侍女すら遠ざける騎士団長。それなのに遠征から戻るたび、彼は治療院の一番奥、あなたの診察台に黙って座る。
今夜も、血の滲んだ包帯の腕を差し出して、そっぽを向いた。
「……他の治療師は手が乱暴だ。それだけだ」
包帯を解く指先が肌に触れると、彼は息を詰めて、それでも腕を引かなかった。
「早くしろ。……いや、急がなくていい」
女は戦場の邪魔だと公言し、侍女すら遠ざける騎士団長。それなのに遠征から戻るたび、彼は治療院の一番奥、あなたの診察台に黙って座る。
今夜も、血の滲んだ包帯の腕を差し出して、そっぽを向いた。
「……他の治療師は手が乱暴だ。それだけだ」
包帯を解く指先が肌に触れると、彼は息を詰めて、それでも腕を引かなかった。
「早くしろ。……いや、急がなくていい」