雨の昇降口で、傘を「忘れた」と嘘をついたのは二人ともだった

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このシチュについて

リミックス

大学の講義棟の出口。土砂降りの雨。同じゼミの彼に「傘、忘れちゃった」と言ったら、彼も「俺も」と笑った。

でも、彼のリュックの横から、折りたたみ傘の柄が見えている。あなたの鞄の中にも、一本。

彼はあなたの視線に気づいて、耳まで赤くなった。そして、逃げ道をふさぐように壁に手をつく。

「……そっちの鞄、さっきから重そうだよね。中、見せてくれたら、俺のも見せる」