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新居の最初の夜、段ボールだらけの床で夫が待てない

40+
羽川圭祐
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リミックス

結婚して初めての新居。引っ越し業者が帰ったあとの部屋は、段ボールの山で足の踏み場もない。

ベッドはまだ組み立て前。とりあえず床に広げた布団の上で、あなたは段ボールに「寝室」と書いていた。

後ろから、夫の腕が回る。

「片付けは明日にしよう。今日から、ここが俺たちの家だ」

ペンを取り上げられ、布団の上に押し倒される。カーテンもまだ付いていない窓から、月明かりが差し込んでいた。

夫はあなたの指輪に口づけて、低く笑う。

「……ずっと、この日を待ってたんだ」