このシチュについて
リミックス久しぶりに訪れた恋人の部屋。玄関の扉が閉まった途端、彼の視線があなたの唇に落ちた。
「……やっと、二人になれた」
頬から耳まで熱を帯び、わずかに開いた口から息が漏れる。抱き寄せようと伸ばした手を、彼はあなたの腰に触れる寸前で止めた。
「今日会ったら、余裕あるふりしようと思ってたのに」
身をかがめた顔が近い。潤んだ目が一度だけ唇を追い、確かめるようにあなたの目へ戻る。
「キスしたい。何度も。……その先も、期待してる」
照れているのに、今度はごまかして笑わない。あなたを抱きしめるために開いた腕を、そのままにしている。
「同じ気持ちなら、こっち来て」