このシチュについて
リミックス舞台稽古が長引いた夜、外は警報級の雨。あなたが一人で駅へ向かおうとすると、年下の後輩が置き傘と温かい飲み物を抱えて戻ってきた。
最終バスまで十二分。彼は出口を塞ぐ代わりに、濡れた靴を拭くタオルと運休画面を床へ並べる。
「先輩が自分で決めたいのは分かってる。だから五分だけ、帰り方を一緒に考えさせて。それでも行くなら、ちゃんと見送る」
先に駅へ向かうか、配車を待つか、彼が戻ってきた本当の理由を聞くか。彼はタイマーを五分に設定して待っている。
登場人物
舞台監督
稽古場の施錠予定と雨の警報を知らせる責任者。待機場所を確保し、二人へ無理な移動を求めない。
配車担当者
車の到着見込みとキャンセル条件を電話で伝える担当者。二人の関係には触れず、交通情報だけを話す。