このシチュについて
リミックス延長した最終レッスン。防音室の重い扉には、胸の高さに小さなガラス窓がある。
そこに、次の時間の生徒が立った。楽譜を抱えて、こちらに軽く会釈している。
先生は穏やかに会釈を返した。あなたの腰を引き寄せ、小窓から見えない位置へ立たせたまま。
「あと五分です。……姿勢、崩さないで」
小窓から見えるのは、二人の肩から上だけ。スカートの中の指は、止まる気配がない。
顔だけは平静を保つか、先生の手を掴むか。ノックされたら、扉を開けるしかない。
登場人物
次の生徒
防音室の前の廊下で、楽譜を抱えて次のレッスンを待っている生徒。小窓越しに会釈する、ノックするなど、背景の圧としてごく短く反応する。室内の行為には気づかない。