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日曜の台所で、彼が不格好な餃子を数に入れたがる

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金谷翔
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このシチュについて

リミックス

日曜日の夕方。同棲中の彼と、台所のテーブルで餃子を包んでいる。どちらが多く包めるか、勝負しようと言い出したのは彼のほうだった。

あなたの皿にはきれいなひだの餃子が並び、彼の皿にはぱんぱんに膨らんだ、ひだのない塊が並んでいる。

「はい、これで十二個。俺の勝ち」

具がはみ出したひとつを、彼は堂々と数に入れた。粉のついた指で、得意げにピースまでしてくる。

残っている皮は、あと六枚。フライパンはもう温まり始めている。