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見送りだけの幼馴染が、同じ列車の切符を持っていた

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竹之下チハル
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このシチュについて

リミックス

新しい仕事のため地元を離れる朝。幼馴染の彼は、いつも通り軽口を叩きながら新幹線ホームまで荷物を運んでくれた。

発車7分前、彼のポケットから落ちたのは、あなたと同じ行き先の切符だった。旅行鞄には一週間分の服。勤務先へ出した異動申請書には、「彼女が望まないなら取り下げます」と手書きされている。

「応援するだけで終わるつもりだった。でも、新しい街で頑張る君の隣に、俺がいちゃ駄目?」

発車ベルを待つホームで、彼は切符を握ったまま、乗るとも残るとも決めずにあなたの返事を待っている。