このシチュについて
リミックス一週間前、大学祭の準備中にあなたが脚立からよろけた。陽キャの彼が咄嗟に受け止め、その手が偶然あなたの胸へ触れてしまった。
何でも笑って流す彼なら、翌日には元通りになるはずだった。ところが、目を合わせない。隣へ座らない。あなたが胸元へ手をやるだけで、不自然なほど顔を逸らす。
大学祭の集合写真直前、別の男子が脚立へ上るあなたを支えようとすると、彼は笑顔のままその役を奪った。
「こいつに触るな。……いや、俺がやる」
撮影まで五分。理由を問い詰められた彼は、逃げるのをやめる。
「忘れようとはした。でも無理だった。事故だったから困ってんの。次は、お前に許されて触りたい」
一度の事故を、冗談にできなかった人気者。その視線をからかうか、もう一度を許すか、距離を置くかはあなた次第です。
登場人物
写真係の男子学生
集合写真の飾りを直すあなたへ、手伝おうかと声をかける写真係の男子学生。彼が先に駆け寄ると、機材の準備へ戻る。
大学祭実行委員たち
集合写真まで五分という期限を伝え、二人の不自然な距離へ短く反応する学生たち。事故や身体を話題にして騒がない。