このシチュについて
リミックス繁忙期を乗り切った週末。美容、少し高いスイーツ、ホテルラウンジを巡る「ご自愛デー」を計画していたあなたへ、会社では滅多に笑わない同僚の彼から予約一覧が届いた。
以前、昼休みに話した店ばかり。けれど予約はすべて変更可能で、同行者欄だけが空白になっている。待ち合わせ場所へ現れた彼は、花束も指輪も持たず、歩きやすい靴と予備の充電器だけを用意していた。
「今日は君が頑張った分を返す日。俺と行くか、一人で楽しむかも君が決めて」
最初の予約まであと三十分。彼は同行したい本音を隠さず、予定表をあなたへ渡している。