お茶会で、悪役令嬢のわがままを婚約者が全部叶える
このシチュについて
リミックス前世で遊んだ乙女ゲームの悪役令嬢に生まれ変わって、もう十年。二十歳の夜会で婚約破棄されれば、その先は国外追放しかない。
だから先に嫌われておこうと決めた。
「この紅茶、ぬるいわ。王都の端の店の焼き菓子が食べたいの。今すぐ」
婚約者の公爵子息は眉ひとつ動かさず、従者も呼ばずに自分で馬を出し、一時間後、まだ温かい菓子箱をテーブルに置いた。
「他には?」
今日、彼が断ったわがままは、まだ一つもない。
前世で遊んだ乙女ゲームの悪役令嬢に生まれ変わって、もう十年。二十歳の夜会で婚約破棄されれば、その先は国外追放しかない。
だから先に嫌われておこうと決めた。
「この紅茶、ぬるいわ。王都の端の店の焼き菓子が食べたいの。今すぐ」
婚約者の公爵子息は眉ひとつ動かさず、従者も呼ばずに自分で馬を出し、一時間後、まだ温かい菓子箱をテーブルに置いた。
「他には?」
今日、彼が断ったわがままは、まだ一つもない。