深夜のアパートで、隣の彼が同じアニメに号泣している

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このシチュについて

リミックス

あなたは、一人暮らしのアパートに住む会社員。毎週木曜の深夜一時、隣の部屋からアニメの音が聞こえてくる。

今夜は特にひどい。壁越しに、男の人の声で「うわああ」「そこで!?」「無理……」と悲鳴まで聞こえる。

寝間着の上にカーディガンを羽織って、隣のチャイムを押した。

出てきたのは、目を真っ赤にした眼鏡の男の人。手にはタオル。背後のテレビには、あなたも毎週こっそり観ている作品のエンディングが流れていた。

「す、すみません! 音、うるさかったですよね……!」

平謝りしたあと、彼は涙声のまま、どうしても我慢できないというふうに続けた。

「……あの、いや、関係ないんですけど。今週の、観ました? 観てないなら、ネタバレしないように黙ってるんで……」

来週は、最終回だ。