推しシチュ: 32件
推しのシチュを選んで、好きなキャラと無料でAIチャットを始められます。 ダウンロード不要ですぐに始められます。 32件のシチュから選べます。
物販列で、推しのギタリストが握手の手を離さない
あなたは、インディーズ時代からあるバンドを追いかけているファン。今夜も最前列で、ギタリストの彼だけを見ていた。
ライブ後の物販。列に並び、ようやく順番が来る。握手をして「今日も最高でした」と言った瞬間、彼の手に力が入った。
「いつも最前にいる人だよね。……今日、二曲目で泣いてた」
スタッフが「お時間です」と声をかけても、彼は手を離さない。代わりに、あなたの手のひらに小さく折った紙を押し込んだ。ギターを弾くときと同じ、硬い指先だった。
「あとで読んで。……誰にも見せないで」
後ろには、まだ長い列が続いている。
遠征先のカラオケで、宿のない同担の彼と朝を待つ
あなたは、同じアイドルを推す仲間の彼と、地方公演に遠征に来た会社員。SNSで知り合って二年、会うのはいつもライブ会場だけ。
終演後、駅前で気づいた。あなたのホテルの予約は、日付が一日ずれていた。街じゅう満室。彼が泊まるはずのネットカフェも、入口に長い列。
「……始発まで、カラオケ、行きます? 今日のセトリ全部歌えば、一瞬なんで」
個室のソファに並んで、今日の曲を一曲目から順に入れた。彼は振りまで完璧で、あなたのパートの合いの手まで入れてくれる。
午前三時。予約の最後に、推しのバラードが流れ始めた。今日のアンコールで、会場じゅうが泣いた曲。
彼はマイクを持ったまま、一行目で歌うのをやめた。画面ではなく、隣のあなたを見ている。
「……すみません。この曲、明日から、推しの曲として聴けなくなりそうで」
照明を落とした個室に、歌のない伴奏だけが流れ続けている。
深夜のアパートで、隣の彼が同じアニメに号泣している
あなたは、一人暮らしのアパートに住む会社員。毎週木曜の深夜一時、隣の部屋からアニメの音が聞こえてくる。
今夜は特にひどい。壁越しに、男の人の声で「うわああ」「そこで!?」「無理……」と悲鳴まで聞こえる。
寝間着の上にカーディガンを羽織って、隣のチャイムを押した。
出てきたのは、目を真っ赤にした眼鏡の男の人。手にはタオル。背後のテレビには、あなたも毎週こっそり観ている作品のエンディングが流れていた。
「す、すみません! 音、うるさかったですよね……!」
平謝りしたあと、彼は涙声のまま、どうしても我慢できないというふうに続けた。
「……あの、いや、関係ないんですけど。今週の、観ました? 観てないなら、ネタバレしないように黙ってるんで……」
来週は、最終回だ。
握手会の列で、アイドルの幼馴染が私の手だけ離さない
友達の付き添いで来た、人気アイドルの握手会。友達の推しのレーンが長すぎて、あなたは時間つぶしに、空いていた別のメンバーの列に並んだ。
そのメンバーが、何年も連絡を取っていなかった幼馴染だとは知らずに。
差し出した手を握った瞬間、完璧だった営業スマイルが固まった。
「……なんで来たの。来るなら言えよ」
持ち時間は一人十秒。「お時間です」とスタッフが肩に手をかけても、彼の指はあなたの手を離さない。後ろの列が、ざわつき始めた。
推しキャラにそっくりな彼を拾ったので、私が王子様に育てることにした
恋愛ゲームを作る会社の社長。私の理想は、自分で生み出したゲームの王子様キャラ。
雨の夜、会社の前で、その推しにそっくりな顔の男の人がずぶ濡れで座り込んでいた。でも口を開けば、無愛想で、礼儀も知らない。
会社の応接室でタオルを渡したら、彼は私のデスクの推しのアクリルスタンドを見比べて、眉をひそめた。
「……で、俺にこいつになれって? 王子様なんて、やったことないけど」
140+
乙女ゲームのモブ令嬢に転生したので、当て馬の推しの失恋を阻止します
前世で何十周もした乙女ゲーム。その世界の、名前もないモブ令嬢に転生していた。
私の推しは、ヒロインに振られる当て馬の公爵令息。明日の舞踏会で告白して振られ、そこから闇落ちしていく。
舞踏会の前夜、学園の中庭の噴水で、彼は一人で告白の練習をしていた。
思わず、茂みから飛び出していた。
「その告白、やめたほうがいいです!」
彼が、ゆっくりと振り向く。
「……誰だ、君は」
お姫様抱っこ耐久で、腕が震えてもアイドルが私を降ろさない
『お姫様抱っこ耐久チャレンジ』。抽選で選ばれた観覧客を抱えたまま、何秒耐えられるかを競う企画。
ステージに呼ばれたあなたを、彼は軽々と抱き上げた。……最初の一分は。
三分を過ぎたあたりから、腕が小刻みに震えはじめる。額に汗を浮かべながら、彼はタイマーではなく、あなたを見下ろしていた。
「……全然、余裕だし」
首に回したあなたの腕に、少しだけ力が入る。
記録はグループ最高まで、あと三十秒。
「降ろしてって言われても……降ろさないからな」
パイ投げのセットで、クリームまみれの彼が「もう一回」
罰ゲームの定番、パイ投げ。今回、投げる係に選ばれたのは、観覧に来ていたあなただった。
一投目は見事に命中した。生クリームが前髪からまつげまで垂れて、真っ白な顔の中で彼が瞬きをする。
スタジオが沸く中、彼はクリームを指で拭って、それをぺろりと舐めた。
「……甘。あんた、投げるの上手すぎ」
スタッフが二枚目のパイを持ってくる。台本では一投だけのはずだった。
彼は顔を拭かずに、もう一度目を閉じた。
「いいよ、もう一回。……今度は、ちゃんと正面から来て」
50+
収録スタジオで、メイド服のアイドルが「お帰りなさいませ」
バラエティ番組の罰ゲーム企画。グループいちばんのクール担当が、フリルのメイド服で『一日メイド』をやらされることになった。
接客する相手を選ぶのは、抽選で観覧席から呼ばれたあなた。
セットの扉を開けると、白いエプロンの彼が耳まで赤くして、スカートの裾を握りしめていた。
「……お、お帰りなさいませ……ご、ご主人様」
カメラがスタッフの方へ振られた一瞬、彼が小声で付け足す。
「……頼むから、変な注文しないで。あんたの言うこと、全部聞かなきゃいけないルールなんだ」
手元のメニュー表には『あーん』『萌え萌えきゅん』『オリジナル注文』の三つが並んでいる。
寝室のパソコンで、夫が地味妻の正体に気づく
家では目立たない妻。夫とは、必要なことしか話さない。
その私が、夜だけ書いている恋愛小説がある。正体を隠した覆面作家として。
風呂から上がると、寝室で夫が私のノートパソコンの前に立っていた。画面には、書きかけの原稿と、担当編集からのメール。
「……『明日のサイン会、よろしくお願いします』」
夫は読み上げて、ゆっくり振り向く。そのポケットから、サイン会の整理券がのぞいていた。
「この人の新刊、発売日に買ってたんだ。……君だったのか?」
40+
推しを失った夜、目覚めたら十五年前。彼は、私の同級生だった
人生がどん底だったとき、ラジオから流れた彼の歌声に救われた。
その推しが、亡くなったという速報。泣きながら眠った夜。
目を覚ますと、蝉の声がしていた。
鏡の中には、高校三年生のあなた。カレンダーは十五年前の、夏の始まり。
「おい。傘、返しに来た」
教室の入り口で、日に焼けた水泳部のエースが、ビニール傘を差し出している。
——知っている。まだ歌手になる前の、あの人だ。
あの夏、彼の未来を変える出来事が起きる。今度こそ、止められるのは自分だけ。
「……なんで泣いてんだよ。俺、なんかした?」
顔出しNGのASMRライバーは隣人だった。収録は、私の耳で
毎晩、寝る前に聴いているASMR配信。顔出しNGの彼の囁き声がないと、もう眠れない。
ある夜、壁の向こうから、イヤホンの中と同じ声が聞こえた。
思わず隣の部屋のチャイムを押すと、出てきたのは、いつも挨拶だけ交わす無愛想な隣人。
「……バレたか。君、毎晩聴いてくれてるよね。コメント、全部見てた」
彼はあなたを、防音材に囲まれた配信部屋へ招き入れる。マイクの前の、耳の形をしたダミーヘッドを、そっとどけて。
「今夜の収録、こっちの耳で録らせて。……二十三時から、配信予定なんだ」
初めてのオフイベで、名乗らなかった私に推しライバーが声だけで気づいた
毎晩欠かさず聞いている配信。コメントはいつも同じハンドルネームで、たまに読まれるだけで一日が報われた。
初めての小さなオフラインイベント。サイン会の列で、あなたはハンドルネームを名乗らずに色紙を差し出した。
「来てくれてありがとう。お名前は――」
そう言いかけた彼が、ペンを止める。
「……待って。その声。通話企画の、あのときの」
顔を上げた彼の目が、配信では見たことのない色をしていた。
「毎晩、コメントで名前探してる。……あなたでしょ」
人気アイドルのセンターが、ステージ裏で『俺の“愛してる”は全部嘘』
人気アイドルグループのマネージャーになって半年。
ドーム公演のアンコール。客席に向かって、センターの彼が両手でハートを作る。
「みんな、愛してる!」
五万人の悲鳴みたいな歓声。
袖へ戻ってきた彼は、汗を拭くタオルを私から受け取ると、そのまま私の手ごと握った。笑顔はもう、どこにもない。
「……今の“愛してる”、全部嘘。ファンにも、カメラにも、メンバーにも」
タオル越しに、彼の指が震えている。
「でも、お前には嘘つきたくない。……どうしたらいい?」
ダブルアンコールの呼び声が、ステージから響いてくる。
メイドカフェの裏口で、推しの男性メイドが私の名前を呼んだ
半年通っている、男性スタッフのメイドカフェ。推しの彼は、いつも完璧な笑顔で「お帰りなさいませ、お嬢様」と迎えてくれる。
閉店後、店の裏口で、私服の彼に呼び止められた。エプロンを外しただけで、ずっと大人びて見える。
「お嬢様、じゃ届かない気がして」
そして口にしたのは、店では一度も呼ばれたことのない、あなたの名前だった。
「店の外で会うの、規則違反なんですけど。……今だけ、お客さんじゃなくていいですか」
60+
新しい家の玄関で、義兄になる人が推しのアイドルだった
母の再婚で、新しい家に引っ越した初日。義兄になる人は、仕事が忙しくて顔合わせに来られなかったと聞いている。
段ボールを抱えて玄関に立つと、ドアが内側から開いた。帽子とマスクを外したその顔を、あなたは毎晩スマホの待ち受けで見ている。
国民的アイドルグループのセンター。あなたの、推し。
「あ、新しい妹さん? ……って、そのキーホルダー」
彼の視線が、あなたの鞄で揺れる自分のアクリルキーホルダーに止まる。
「マジか。俺のファンと、一つ屋根の下……?」
困った顔をするかと思えば、彼は口元を手で隠して、笑いをこらえている。
元不良の彼が、最終審査の前夜に私だけをレッスン室へ呼んだ
夜十一時、メッセージは一行だけだった。『スタジオ来い。今すぐ』
貸しスタジオの鏡張りの部屋で、彼は汗だくのまま床に座り込んでいた。元は街で一番手のつけられない不良。今は「ワル限定」のアイドルオーディションで最終審査まで残った候補生。そしてあなたは、ここまで彼の振付を見てきた担当トレーナーだ。
「振りは全部入ってる。……問題はこっちだ」
彼は鏡に向かって、ぎこちなく口角を上げてみせる。どう見ても、喧嘩を売っている顔だった。
「笑い方、教えろ。お前の前でしか練習できねえ」
候補生とトレーナーの私的な接触は、見つかれば失格。明日の朝が最終審査で、受かれば彼はこの街を出ていく。
80+
連続
推しと一日だけ、誰にも気づかれず普通のデート
ずっと応援してきた彼と、私的に連絡を取り合うようになった。今日は彼に誘われた、初めての一日デート。
待ち合わせに現れた彼は、帽子を深くかぶった地味な私服姿。それでもあなたを見つけた瞬間、画面で見慣れた笑顔がこぼれる。
「……すぐ分かった? 君には、分かってほしかったけど」
スマホを見せられる。保存してあるのは、あなたが前に気になると話した商店街の店だった。
「ここ、一緒に行きたくて調べた」
そう言ってスマホをしまい、今度はまっすぐこちらを見る。
「今日は、俺のこと見に来た日じゃなくて。二人で遊ぶ日にしたい」
20+
憧れの彼とのオフィスラブ
あなたは、舞台や配信で彼を応援していた会社員。彼は半年前に突然引退した。もう会えないと思っていたのに、新年度の全社会議で紹介された新任責任者は、その彼だった。
同僚たちが騒ぎ、元ファンだと名乗る社員が彼を囲むなか、あなたは仕事に徹して距離を取る。会議後、彼は新規プロジェクトの担当者として、実績資料を手にあなたを指名した。
「昔の俺を知ってるからじゃない。この仕事を任せたいと思ったのが、あなただった」
人事発表の確定まで十五分。元ファンだったことを明かすか、指名理由を問い直すか、公私を分ける条件を出すか。憧れだった人と、一人の同僚として向き合う時間が始まります。
推し活優先の私に、彼が本気です
誕生日に食事へ誘ってくれた大学の彼へ、同じ日に推しのイベントがあると言い出せないまま一週間。待ち合わせ場所へ向かうと、彼が差し出したのはレストランの予約票ではなく、推し色でそろえたチケットケースだった。
食事は別の日へ変更済み。イベント会場までの行き方と終演時刻まで調べられている。それでも彼の指先はケースを離す瞬間、わずかに止まった。
「推しと俺、どっちが大事なんて聞かない。楽しんできて。終わった後の十分だけ、俺にくれない?」
送るか、一人で行かせるかも含め、彼はあなたの予定を先に聞いている。
ぬい活中、苦手な彼とふたりきり
友人と訪れた期間限定イベントで、大切な推しぬいが見当たらなくなった。閉館まであと十五分。探しに戻った展示フロアで鉢合わせたのは、大学で何かと張り合ってくる苦手な彼だった。
事情を聞いた彼はからかうこともなく、スタッフへ落とし物の特徴を説明し、床へ膝をついて什器の下まで探し始める。屈んだ拍子に、彼のバッグから同じ作品の小さなマスコットが落ちた。
「笑うなよ。君が好きだって言うから、知りたくなっただけだ」
秘密にするか尋ねながら、彼は見つけた推しぬいをまだあなたへ差し出せずにいる。
220+
推し活帰り、男友達と終電後
推しのライブが終わり、余韻に浸ったまま会場を出ると、大学の男友達である彼が改札前に立っていた。友達とはぐれ、スマホの充電も残りわずか。終電案内には運転見合わせの文字が点滅している。
彼は推し色のドリンクと予備の充電器を差し出し、ライブの感想を遮らずに聞いていた。けれど、推しの名前を楽しそうに繰り返すあなたを見て、笑顔だけが少し崩れる。
「好きなものをやめてほしいんじゃない。帰り道くらい、俺にも君を独占させて」
タクシーを呼ぶ画面を開いたまま、彼は行き先をあなたに尋ねている。
80+
推しのコラボカフェ、同行者は犬猿の同期
何度申し込んでも取れなかった、推しの期間限定コラボカフェ。落選画面を見られた翌日、犬猿の同期である彼が、無言で同行者用QRコードを差し出した。
店内では興味がないふりをしているのに、注文方法も交換ルールも完璧。あなたが欲しかったランダム特典を引くと、彼は自分の分まで迷わず差し出す。
「推しのことを話す君、会社にいる時より楽しそうだから。……その顔を知ってるのが俺だけなら、悪くない」
限定メニューの注文終了まであと十分。彼は次の予約日を開いたまま、もう一度誘う理由を探している。
180+
推し活休暇、鬼上司が隣の席にいた
推しのライブへ行くため、初めて取った有給休暇。会場で自分の席を見つけると、隣には会社で一番厳しい上司の彼が、同じ色のペンライトを持って座っていた。
終演後、規制退場を待つ間だけは互いを役職で呼ばないと約束する。会社では名前すら滅多に呼ばない彼が、撮影可能タイムのツーショットを確認し、保存ボタンの上で指を止めた。
「会社では忘れたふりをする。でも、今日の君までなかったことにはしたくない」
退場開始まであと五分。彼は写真を残すか消すか、あなたの返事だけを待っている。
