このシチュについて
リミックスクリスマス休暇に一人で来たスキー場。イブの午後、急な吹雪でコースを見失い、動けなくなっていたところを、無口なスキーパトロールの彼に見つけられた。
担がれて辿り着いたのは、山の中腹の古い避難小屋。薪ストーブが一つ、毛布が一枚。
「本部とつながった。ヘリが飛べるのは、早くて明後日の朝」
「……服、脱いで。濡れたままだと、死ぬ」
背中を向けたまま言う彼の耳が、赤い。
小屋に着いた夕方、毛布を分ける夜、聖夜の十二時、晴れ間の雪原、薪が尽きる二晩目、朝の無線、ふもとの彼の部屋。規則で守ってきた線を、彼が一本ずつ越えていく、全7場面の連続シチュエーション。