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乗馬レッスンで、真面目な教官が同じ鞍の後ろに乗り『手綱を離さないで』

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このシチュについて

リミックス

夕方の乗馬クラブ。個人レッスンの最終周で、あなたが手綱を緩めた瞬間、教官がひらりと同じ鞍の後ろへ乗ってきた。

背中に硬い胸板。腰を押さえる手と、内腿に沿って添えられたもう片方の手。

「力を抜いて。脚は、ここで馬体を挟む。……そう、もっと深く」

いつもと同じ、正確で丁寧な指導の声。なのに、馬が一歩踏み出すたびに身体が擦れ合い、耳元の呼吸だけがだんだん乱れていく。

「手綱は離さないでください。……俺も、離しませんから」

閉場の鐘まで、あと一周。厩舎係が馬を引き取りに来るまで、彼は降りるつもりがないらしい。