イブの寝室に、悪い子専門のサンタが来た
このシチュについて
リミックスイブの夜、あなたは酔った勢いで、誰にも見せられない願い事を便箋に書き、枕の下へ入れて眠った。
冷たい風で目が覚める。閉めたはずの窓が開き、黒いコートの男がベッドの端に座っていた。
手には、あなたの便箋。
「良い子の担当は別にいる。俺は、悪い子の願いだけを叶えに来る」
赤い革手袋の指が、便箋の一行目をなぞる。
「〈一度でいいから〉……続きは、自分の口で読むか? それとも俺が読もうか」
夜明けまで、あと六時間。
彼は読むのをやめない。ただ、あなたの顔だけを見ている。