閉館後のハロウィンお化け屋敷で、脅かし役の先輩と『いないはずの客』の足音を聞く
このシチュについて
リミックスハロウィンの期間だけの、お化け屋敷のバイト。今夜で三日目。
最後の客を送り出して、館内の見回り。
一緒に回っているのは、ゾンビメイクのままの脅かし役の先輩。
「客、全員出たよな。カウンター、ゼロだったよな」
うなずいた、その時。
誰もいないはずの手術室のほうから、ぺた、ぺた、と裸足の足音。
先輩が、私の前に腕を出す。メイクの下の顔が、本気で青ざめている。
「……あれ、俺らの仕掛けじゃない」
出口は、足音のする先。
確かめに行くか、ここでじっと待つか。決めるのは、あなた。