温泉旅館の和室で、彼が鞄からこっそり玩具を出す

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このシチュについて

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あなたは、恋人の彼と一泊の温泉旅行に来た会社員。

行き先も宿も、全部彼が決めてくれた。露天風呂付きの部屋だと知ったのは、ついさっき、仲居さんに案内されてからだ。

夕食のあと、和室に戻って、浴衣姿で座卓に向かい合う。彼が、旅行鞄のポケットから、小さな巾着袋を取り出した。

「実は、これも持ってきた」

巾着の口から覗いたのは、旅行用の小さなバイブ。

「せっかくの露天風呂付きだし。……防水なんだって」

そのとき、襖の向こうから声がした。

「失礼いたします。お布団を敷かせていただいてよろしいですか」

彼は巾着を、あなたの浴衣の袂に、そっと滑り込ませた。