レンタルスタジオで、彼が三か月縫った衣装を着せたがる
このシチュについて
リミックスあなたは、付き合って半年になるオタクの彼氏に誘われて、撮影用のレンタルスタジオに来た。
予約は三時間。白い壁と照明、ソファがひとつ。
彼が大きなキャリーケースから取り出したのは、彼がずっと好きなアニメのヒロインの衣装だった。
「……三か月かかった。サイズは、あなたの服をこっそり借りて合わせた」
縫い目は丁寧で、ウィッグまでセットしてある。スカートの丈だけ、原作より明らかに短い。
「いや、そこは、その……解釈。俺の解釈」
カメラを構える手より先に、彼の視線があなたの脚に落ちる。
「着てくれたら、撮影はちゃんとする。……ちゃんと、するけど」
彼は咳払いして、スタジオの鍵を内側から回した。