上司に送ってもらった夜、年下の彼が玄関で『……その香水、誰の?』。いつもの敬語が、朝まで戻らない

はじめる

このシチュについて

リミックス

会社の飲み会の帰り。方向が同じだからと、上司がタクシーで家の前まで送ってくれた。

部屋で待っていた年下の彼が、玄関で私のコートを受け取る。いつもみたいに『おかえりなさい』と笑う――はずだった。

コートに顔を寄せた彼が、動きを止める。

「……この香水、誰のですか」

答える前に、背中が玄関のドアに当たった。

「送ってくれたの、誰。……答えて。敬語、もうやめるから」

洗面所、上司からの『無事着いた?』の通知、ソファ、ベッド、夜明けのベランダ。いつもの“わんこ”が、朝まで年下に戻らない、全8場面の連続シチュエーション。