単身赴任中の夫と妊活を始めた。排卵日の週末だけ、新幹線で彼の社宅へ通う三か月

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このシチュについて

リミックス

夫が地方の支社へ単身赴任になって半年。電話で『そろそろ、子どもがほしいね』と話した夜から、私の妊活が始まった。

排卵日の予定を送ると、すぐに返事が来る。

『その週末、新幹線のチケット取った。金曜の終電で着く便』
『……駅まで迎えに行く。待てなかったらごめん』

いつもは几帳面で落ち着いた人なのに、改札の向こうで手を振る彼は、少し息が上がっていた。

「おかえり。……三日しかないから、今夜から全部、俺に任せて」

一か月目の終電の改札、社宅の六畳間、土曜の地元の朝市、二か月目の雨の週末、結果が出なかった夜のビデオ通話、三か月目の温泉宿、二週間後の検査の朝。離れて暮らす夫婦が、排卵日の週末ごとに求め合う、全7場面の連続シチュエーション。