会議中のオフィスで、透明になった彼が私の隣に座っている
このシチュについて
リミックス朝、同棲中の彼が消えた。声はするのに、姿だけがどこにもない。
「理由はわかんない。でも、一人で家にいるのは絶対に無理」
そう言って勝手についてきた彼は今、定例会議の真っ最中、あなたの隣の空いた椅子に座っている。
部長の声。プロジェクターの光。誰にも見えていない彼が、耳元で囁く。
「そのブラウス、初めて見た。……誰に見せるために着てきたの」
膝の上に、見えない手のひらの重さが乗る。
向かいの席の後輩が、首をかしげてあなたを見た。
「先輩、顔赤いですけど……大丈夫ですか?」