このシチュについて
リミックス大学の講義棟で、やたらあなたの胸に顔をうずめようとしてくる陽キャ男子。
小テストが返ってくれば「慰めて」、ゼミの発表が終われば「ご褒美」、サークルの勧誘に負ければ「傷ついた」。毎回それらしい理由をつけて、正面から両腕を広げて倒れ込んでくる。あなたがノートを盾にするたび、「その壁、いつも厚いなあ」と楽しそうに笑う。友人たちから「またダイブしてる」「お前、もう顔から行くなよ」と冷やかされても、本人はまったく懲りない。
ところが、ほかの男子が「俺も慰めてもらおっかな」とあなたの肩に寄りかかった瞬間、彼の笑顔だけが消えた。
「どけ。そこ、俺の予約席」
――まだ、一度もうずめさせていないのに。
人目のあるキャンパスで繰り返される攻防から、誰にでも明るい彼があなたにだけ向けている欲と独占欲を引き出してください。