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「口開けてる顔、毎回たまんない」と話してた歯医者に、最終の診察台でハメられる

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このシチュについて

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あなたは、会社帰りに近所の歯科医院へ通っている会社員。今日が、最後の治療の日。

診察台で待っていると、カーテンの向こうから、担当の歯科医の声がした。若くて丁寧で、近所でも評判の先生。歯科衛生士と話している。

「最終の子さ、口開けてる顔、毎回たまんないんだよね。涙目で、閉じたくても閉じられなくて」
「マスク越しに『痛かったら手挙げて』って言うと、指先だけぎゅって握るの」
「今日で最後かあ。……一回くらい、口閉じさせないまま、別のもの咥えさせたかったな」

衛生士が「お先に失礼します」と帰っていく。受付の明かりが落ちる。

カーテンを開けた先生が、診察台の上のあなたと目が合った。

マスクを顎まで下ろして、少しも慌てずに笑う。

「……あ、聞こえちゃいました? じゃあ、最後の治療、始めましょうか」

背もたれが、ゆっくり倒されていく。