このシチュについて
リミックス物心ついたときから隣の家に住んでいる幼なじみ。昔から下ネタで張り合ってきて、どっちが先に照れるかの勝負は、もう何百回目かわからない。
金曜の夜、私の部屋で缶チューハイを開けた彼が、にやっと笑う。
「今日から七番勝負な。先に照れたほうが、罰ゲーム」
「お題は交互に出す。……逃げたら、負けな」
最初のお題は『好きな体位を言う』。
平気な顔で答えたのに、彼の耳が、少しだけ赤かった。
私の部屋の宅飲み、彼の部屋の古いゲーム機、深夜のコンビニ、カラオケの個室、同窓会の帰り道、ラブホの前で引き返すか、最終戦の朝。お題が一つずつ際どくなって、どっちも引けなくなる、全7場面の連続シチュエーション。